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府中TM歩こう会
第111回

神田川観桜・早稲田キャンパス巡り

2025.03.24(月)

(記) 古曳 享司[1972法] 

神田川観桜

第111回は2025年3月24日(月)実施しました。
この日はいみじくも気象庁が東京都の桜開花宣言を発表した日。曇天だったものの、風もなくウオーキングには最適の日和でした。
集合場所(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)には松井孝明さんが来てくれました。今回のコースは大島正敬さんが全て企画し、ご本人も参加する予定だったのですが、当日になってやむを得ない事情が発生したため不参加でした。

その後江戸川公園を起点として早速に神田川沿いに西方約1kmの桜並木を肥後細川庭園目指してウオーキング開始。当日に開花宣言されたものの、コース内の桜木は大半が蕾のまま。桜花を愛でるには少し早かったようです。
それでも何本かは楽しませてくれました。(写真1~3参照)


写真1 江戸川公園入り口の碑


写真2 神田川にかかる桜の様子


写真3 神田川畔で咲き出した桜

歩き始めて最初に石組みの池を見ることができます。かつてこの地には神田上水の堰が設けられていたこと。この石組みには大洗堰の石柱が使用されているとのことでした。日本最古とされる神田上水(神田川)は、徳川家康の命により開かれたもので、井之頭池を水源とし、下流の大滝橋辺りに大洗堰を築き、水位を上げて上水を江戸屋敷に入れ、樋で地下を神田や日本橋方面に流したとのことです(園内掲示板より)。
更にこの地は明治・大正の時期まで神田川の氾濫に悩まれた地。
治水に尽力した大井玄洞の胸像、水神社など見ることができました。(写真4~6参照)


写真4 大洗堰を模した石組みの池

 

写真5 水神社の鳥居


写真6 大井玄洞の胸像

次に芭蕉庵。俳人松尾芭蕉(1644~1694)は延宝5年(34歳)から同8年までの4年間にわたりこの地に居住して神田上水の改修工事に携わったと伝えられてるとのこと。
俳聖と神田上水工事とはまことに妙な取り合わせのようですが、同人の前身が伊賀国(三重県)藤堂藩の武士であったことや、藤堂藩(藩祖高虎以来、築城土木、水利の技術に長じていた)が当時幕府から神田上水の改修工事を命じられていたことなど考え合わせると、同人が工事監督として、この改修工事に関係したことも納得がいくのではないかとのこと(園内掲示板より)。

その後は肥後細川庭園(新江戸川公園)へ。この地は幕末期、肥後熊本54万石の藩主細川越中守の下屋敷、抱屋敷だったとのこと。池泉回遊式の庭園は紅白の梅が見頃でした。
また江戸時代から品種改良を重ねてきた熊本独特の花、「肥後六花」のうち、肥後芍薬(しゃくやく)も見ることができました。
庭園内建物は「松聲閣」と呼ばれ、大正ロマンの魅力溢れる趣でした。松聲閣からは眼前に広がる池、左手斜面地の林、灯籠など、この庭園の持つ長い歴史を感じさせてくれました。(写真7~13参照)


写真7 肥後細川庭園の景観(1)


写真8 肥後細川庭園の景観(2)


写真9 肥後細川庭園の景観(3)


写真10 肥後細川庭園の景観(4)


写真11 松聲閣の外観


写真12 松聲閣から見た庭園の景観(1)


写真13 松聲閣から見た庭園の景観(2)

 

早稲田キャンパス巡り

その後は豊橋を経て早稲田キャンパスへ。最初に訪れたのが早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)。
入館して直ぐ左手のパネルにはこう記されてました。
「…学ぶというのは本来、呼吸をするのと同じです。教室の中であれ、外であれ、僕らは息をするのと同じように、日々多くのものごとを自然に、当たり前に学び取っています。このささやかなライブラリーが、学校や国境の壁を自由に抜けて、あなたにとって「息をしやすい学びの場」となることを、心から祈っています。村上春樹」と。
館内では同氏の直筆原稿・執筆関係資料など貴重資料をはじめ、インタビュー記事や海外で翻訳された書籍、さらには同氏が収集した数万枚のレコードなど閲覧できました。(写真14~15参照)


写真14
国際文学館(村上春樹ライブラリ入り口)


写真15
国際文学館内カフェ「橙子猫 -Orange Cat-」にて

次に早稲田大学歴史館へ。
この館の設立目的は、1882(明治15)年開学以来の歴史、創設者大隈重信及び関係者の事績を明らかにして将来に伝承すると共に、本学の持つ個性及び存在意義を広く発信すること。更に、過去の事績に留まることなく、現在や未来の教育、研究、社会貢献等に関する早稲田大学の全貌を一堂に展示することとされてました。
「集り散じて人は変われど」ではありますが、創設以来、常に改革への挑戦を続ける現在進行形の「WASEDA」の変遷やグローバル化の進展など母校の様々なプロフィールが多様な切り口で紹介されてました。(写真16参照)


写真16 早稲田大学歴史館(早稲田大学年表)

 

その後は會津八一記念博物館(旧図書館)を見学した後、一路二次会会場へ。


二次会

二次会には村崎啓二さんに参加して頂き、三人で3時間半ほど懇談しました。
会場は高田馬場駅前栄通りの中心に鎮座する蔵元居酒屋清龍高田馬場店。蔵元居酒屋と銘打つだけあって清龍酒蔵の各種銘酒がズラリ。同蔵元の原酒、本醸造さらに吟醸酒までを満遍なく存分に堪能することとしました。
(写真17参照)。


写真17 二次会(清瀧)にて

 

当日参加された村崎さん、松井さん本当に有難うございました。
そしてお疲れさまでした。
次回(第112回)は5月18日(日)多摩川ウオーキングを予定してます。
改めてご案内します。またご一緒しましょう。


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【参加者】2名
松井孝明(1983理工)、古曳享司(1972法)

【懇親会参加者】3名
松井孝明(1983理工)、古曳享司(1972法)、村崎啓二(1972法)


 

 
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