*

2007年 キャンパスツアー報告

於:  早稲田大学本部キャンパス
2007.06.16開催

(記) 大島 正敬[S55工研] 

西早稲田キャンパスツアー 

早稲田大学西早稲田キャンパスツアーを府中校友会としての初企画として6月16日(土)に開催しました。

大学を卒業してから幾有余年。卒業してからは機会がないとなかなか母校西早稲田キャンパスを訪れることはほとんどありません。125周年に向け、構内の建物、さらには大隈講堂が工事に入っており、昔学んだキャンパスが変わりつつあります。

今年は大隈記念タワーが出来たこともあり、校友会でキャンパスを訪れてみようということになり、キャンパスツアーが企画されました。
キャンパスツアーと言っても独自に企画したものではなく、大学で定期的に開催しているキャンパスツアーに参加し、その後に懇親会を行うというものです。

快晴の6月16日(土)午後1時半に、新築なった大隈記念タワー2階に集合。府中校友会のメンバーだけではなく、一般の方、高校生も交えてキャンパスツアーが始まりました。


キャンパスツアーのルート概略(赤線)

 

案内役の学生さんは今年政経学部を卒業した政研修士1年の清水君。学院出身だそうで、参加の学院OBからは盛んにつっこみを入れられていました。
まず、工事に入った大隈講堂前で大隈講堂の高さと、大隈記念タワーの高さの由来の説明を受けました。(皆さん、大隈講堂の高さはご存じですよね? )

大隈記念タワーは、大隈講堂と道を隔てた昔の第二学生会館跡地に建てられた建物で、早稲田第2世紀を記念し、大隈講堂の倍の高さだそうです。


 

正門から1号館、3号館を経て演劇博物館へ。
ここで演劇博物館の由来の説明を受けた後、しばし演劇博物館の中を見学。


 

 

案内役曰く、『演劇博物館の脇にある坪内逍遙先生の像の手と握手すると早稲田大学にはいれる。』とのこと。
早速、高校生と牧野さんのお嬢さんが坪内逍遙先生の手と握手。これで未来の早大生が生まれたことでしょう。


 

演劇博物館見学後は、6号館を抜けて新築された14号館へ。この建物はバリアフリーを考慮しており、最初は階段にしていたところを最近は坂道に変えているとの説明を受け一同感心。
さらに北門を抜けて中央図書館へ。ここは以前に安部球場があったところです。


 

館内はカードによる入退館方式で、早稲田カードがあれば入退館できると聞き、所持者は早速試していました。
落ち着いた雰囲気で、正面には平山郁夫画伯の画が飾ってあり、どこから見ても画の中の道につながっているように見えるとの説明に一同また感心。
またこの図書館は上から見るとWの字に見えるそうです。

再び本部構内に戻り、14号館脇から11号館を経て、大隈銅像前へ。
途中の11号館(商学部の入っていた建物で、館地下にはスキー系サークルの部室?が数多くあったところです。)は跡形もなく壊され、新規工事中でした。



新しく建て直された8号館、大隈銅像の説明を受け、約1時間かけたキャンパスツアーは無事完了。
大隈銅像前で各自めいめいに記念写真を撮った後、大隈庭園にて参加者一同で記念写真。





 

懇親会

最後に大隈会館内の楠亭(なんてい)にて懇親会。
暑い1日だったので、皆冷たいビールに喉を潤し、旧き早稲田、新しい早稲田について話を咲かせました。当日は全日本大学野球選手権の準決勝があり、話題も自然とそちらに。斎藤佑樹投手の活躍で決勝進出と判るとさらに懇親会は盛り上がりました。
(ご存じのとおり、翌日の決勝でも勝利し、早稲田大学は33年ぶりに大学野球日本一に輝いきました。)




 
 

ここに掲載した写真は下のボタンを押すと拡大した写真をお楽しみいただけます。
(大隈講堂の高さは大隈侯の人生125年にちなみ125尺(約38m)です。)



【西早稲田キャンパスツアー】(14名)
小室修一会長、鈴木正明事務局長、牧野拳一郎さんご家族、
金子隆久さん、橋本好広さん、大洞武美さん、村上成男さん、
当麻幸次さん、新井 鐘二さん、中野慶子さん、村上勉さん(調布稲門会)