~西早稲田キャンパスの銅像を訪ねて~
ゴールデンウィークの谷間5月2日に早稲田大学をぶらぶら歩きしてきました。
早稲田の杜を歩きたいと思い立ったのは府中校友会の校友会報『いなほ』の最新号である17号の早稲田豆知識欄に書かれていた西早稲田キャンパスの銅像をこの目で確かめてみたいというのが理由でした。
目的とする銅像は次の10体でした。
- 大隈重信(大隈講堂北側回廊)
- 大隈重信(構内中央)
- 高田早苗(構内中央右・初代学長、第3代総長)
- 小野梓 (小野講堂・建学の母)
- 坪内逍遙(演劇博物館・文芸協会創始者)
- 塩澤昌貞(3号館・政治経済部発展に寄与)
- 平沼淑郎(11号館、商学部の父)
- 大隈綾子(大隈庭園・大隈重信夫人)
- 田中穂積(大隈庭園・第4代総長)
- 阿部磯雄(阿部球場跡・野球の父
シンボルともなっている大隈侯の銅像やその脇にある高田早苗先生の銅像は有名ですが、それ以外の銅像はどこにあるのかすら知らなかったからです。『いなほ』を片手に、まずは入り口のキャンパスマップを見てぶらぶらと構内散策を始めました。
当日はゴールデンウィークの最中のせいか学生の姿が思ったより少なく、静かな構内でした。
若葉で構内の木々の緑も目にやさしく感じ、のんびりと銅像を探して構内の探索を始めました。
正門から大隈侯の銅像を目指して緩やかな坂を上っていくと、稲門祭の頃には未だ工事中であった新しい法学部棟(8号館)が完成していました。
立派な建物に思わず
パチリ。(左側:構内から撮った8号館。右側:南門前から撮った8号館)
近づいて棟内を見てみると1階部分は学生ラウンジとなっており、大きな窓越しに学生たちが歓談している姿が見えました。
構内中央の大隈侯の銅像のところでは、大隈侯の銅像を大隈講堂をバックにパチリ。
(今日はなかなかいいアングルで撮れたぞ!)
これを皮切りに10号館、3号館、演劇博物館と巡って次々に銅像を見つけてはパチリ・パチリと撮っていきました。
しかし、小野梓先生の銅像があるはずの7号館をいろいろ探しても銅像がありません。それより7号館にあったはずの小野講堂がないのです。
おかしいなぁと思いつつ、7号館をぐるぐる巡るうちに、ふと新しい小野講堂が落成したというニュースを思い出しました。
もしやと思って南門から外に出てみると。ありました、ありました。
昭和30年~60年代卒の人には思い出深い
第一学生会館跡に新しい建物が。
これがニュースに出ていた小野講堂かと思い、中に入ってみると1階には早稲田の歴史とこれからの西早稲田キャンパスのイメージを展示する部屋がありました。
これからの西早稲田キャンパスのイメージを示したジオラマを参考のために撮してみました。
そこから外に出てみると、さらに下に続く階段が。その先には探していた小野梓先生の銅像が鎮座していました。やったぁ!。
残るは大隈講堂内の大隈侯の銅像と大隈庭園にある銅像2体です。
残念ながら大隈講堂は閉まっており、撮影できませんでした。残念!
(どうも、キャンパスツアーに参加するか、稲門祭の時でないとダメみたいです。)
大隈庭園も閉園しているかな?と心配しながら大隈庭園に向かいました。
途中、大隈ガーデンハウスに向かう入り口にある狛犬(?)をパチリ。
その先の大隈庭園の入り口を見ると、何と『開園中』の表示。
ラッキー!!と思いながら、大隈庭園に入り込みました。
大隈庭園は新緑がとても気持ちよく、庭園の中を銅像を探してあちこち歩き回りました。
園内はちょうどツツジが咲き出したところで、満開のツツジを見つけてはまたパチリ。
芝生の園内から小高い小山に回ったところでようやく目的の銅像を見つけました。
園内を巡りながら、気に入った風景をまたまたパチリ、パチリと撮りながらぶらぶら散歩を楽しみました。
大隈庭園を出ると、道の反対側に『紺碧の空』の歌詞碑を見つけてまたパチリ。 |
皆さんも西早稲田キャンパスで銅像を見つける散歩を楽しんではいかがですか?
見つけた銅像の写真とその銅像のあった場所を下の地図に示しました。いろいろ選んでみて下さい。(2005年時点に設置されていた場所です。 )
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