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府中TM歩こう会
第105回

2019勝沼ぶどう狩り

2019.10.03(木)

(記) [古曳享司[S47法] 

2019年10月3日木曜日。事前連絡のあったam9:10に参加予定者7名全員がJR中央線高尾駅4 番線ホームに集合。予定どおりの電車に乗り、車中でワイワイがやがやしながら勝沼ぶどう郷駅で下車。事前予報では雨天だったものの、到着するや真っ青な空が出迎えてくれ絶好のぶどう狩り日和となりました。駅前に広がる全国随一の広大な葡萄畑の眺望は素晴らしく、先ずは駅前でパチリ(写真(1)撮影は古曵)。その後、小林春男会長だけはBBQ料理準備のため若尾果樹園に車で直行。徒歩組6名は元気に出発。両側に勝沼ぶどうの丘、遠くに南アルプスの山並みを望むフルーツラインを進行。写真(2)にあるように大野会長以下の足取りは実に軽快でした。ただ、今年の場合、長梅雨による日照不足、雹の被害など悪天候が重なったため葡萄の実りは全般的にイマイチの様子でした。本年産ワインの出来が気懸かりです。

駅前で記念撮影

写真(1)  駅前で記念撮影

徒歩組

写真(2)  徒歩組

歩くこと30分余り。距離にして丁度2.0㎞で目的地若尾果樹園に到着(写真(3))。この若尾園の女ご主人は小林春男会長の中学時代のご学友。また、勝沼地域のぶどう園は数多しといえど、この若尾園は各段に由緒正しきお家柄。江戸時代以前からぶどう栽培していたとのこと。若尾家本宅は参勤交代の際の本宿に使われていたとか。明治初年に勝沼宿地域で用いられた駅札(お金)には若尾所右衛門の名前が刷られていたほどの名家。かつては、現在のぶどう園から勝沼ぶどう駅に至るまで全て若尾家所有という広大な敷地であったとか。

若尾果樹園にて

写真(3)  若尾果樹園にて

到着後は早速に冷たいビールでカンパーイ!BBQに関しては小林会長が入念に準備してこられたので早速にご馳走になることができました。牛肉、豚肉、ソーセージ、トマト、ピーマン、椎茸、玉ねぎ等々。焼きそばなどは食べきれないほどの豪華コースでした(写真④)。

TM歩こう会。別名「アルコール会」。一旦飲み始めるとお顔の方も自然と晴れ晴れしてきます(写真⑤、⑥)。皆さん本当にいい笑顔ですね。小林会長も中学校時代のご学友と並んで本当に楽しそうでした(写真⑦)

たくさんの材料が机の上に

写真(4)  たくさんの材料が机の上に

井上さん、小林さん、大野さん

写真(5)  井上さん、小林さん、大野さん

新井さん、大野会長

写真(6)  新井さん、大野会長

小林さんと中学時代の学友

写真(7)  小林さんと中学時代の学友 

さてワインについて少し追加。2年前の報告記でも書きましたが、ぶどう、ワイン共に生産高日本一を誇る勝沼地区にあって、ぶどう園自体が自家製ワイナリーを有しているのは極く僅か。20軒程度。そんな中この若尾園はその代表格。老舗中の老舗。ワイン通の方なら〇の中に三をデザインしたマルサンワインの名前をご存じでしょう。この若尾園が正にこのマルサンワインの製造元。勝沼産ぶどうだけを使った良心的ワイン作りで高い評価を得ています。最近では、ここのMIWAKUBO(美和くぼ)ブランドが人気急上昇中。この日は先ずこの「美和くぼ」赤から楽しむこととしました。色は深い暗紅色。アタックはかなり重量感があり素晴らしかった。次いでオールドファンお馴染みの「マルサンワイン」赤。若尾果樹園定番中の定番ブランドです。バランスが良く安定した味。この順番で赤を2本頂いた後に白に移行。「若尾果樹園」白を頂くことにしました。本来であれば、ワインに生食用葡萄を使うということ自体が贅沢な製法ですが、この「若尾果樹園」白は、何と若尾園製の生食用葡萄を18種類用いて作られたもの(女ご主人談)。酸味や渋みが控えめで、上品でフルーティな甘さが際立った味。幹事としては、この順番が理想的で、量的にもこの3本までと思っていたのですが、そこは「アルコール会」。仕上げには「美和くぼ」赤の2本目を再び開けるという延長戦に突入。漏れ陽降り注ぐぶどう棚の下でBBQと楽しい語らいをしました。

今年の場合はこれで終わらない。マルサンワインを散々仕込んだ重みの身体を抱えて、「勝沼ぶどうの丘」に移動。このエリアは勝沼ワイン200種近くを一堂にそろえたワインカーブを中心にホテル、レストランなどの施設が総合的に整備されていますが、我々は温泉施設に直行。全般に明るい雰囲気の施設でしたが、特に露天風呂から見下ろす甲府盆地や南アルプスの大パノラマは実に壮大。
「天空の湯」の名前どおり、天空からならさもありなんとの眺望が楽しめました。温泉のレベルもなかなか。湧出温度は41度とのこと。理想的。泉質も美肌の湯、美人の湯と称されるアルカリ湯。お湯の中で肌がスベスベになるのがハッキリ感じられました。男っぷり、女っぷりを一段とアップすると共に、心の中まで温まりました。
湯上りには解放感溢れるラウンジにて新井鐘二さん奏でるハーモニカ演奏を堪能(写真⑧⑨)。至れり尽くせり。

新井さんの演奏を聴く参加者

写真(8)  新井さんの演奏を聴く参加者

井上さん、小林さん、大野さん

写真(9)  熱演の新井さんと小林さん

天空の湯からは、小林会長お手配の車に分乗して(写真⑩)、勝沼ぶどう郷駅まで帰還。
駅前にて自由解散としました。
小林会長には何から何まで本当にお世話になりました。
参加された皆様 本当に有難うございました。皆様またご一緒しましょう。

小林さんお世話になりました

小林さんお世話になりました


出席者(敬称略) 
【参加者】7名

参加者一同
前列左から加藤俊一(S29法),、大野正道(S40理工)、大野真実(S42文)
後列左から新井鐘二(昭和39文)、古曳享司(S47法)、井上宏一(S46商)、
               小林春男(S44商)、

 

 
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