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府中TM歩こう会
第61回

『羽村堰と玉川上水』

2009.02.21(土)

(記) 近藤 雄一(S34・理工) 

2月21日(土)、多摩川沿いの羽村堰と玉川上水を目指し、午前10時半に青梅線小作駅を出発。参加メンバーは本田リーダー、今回の幹事役の中田ご夫妻以下総勢14名。雲一つ無い快晴に恵まれ、家々の満開の梅林や椿、菜の花の中を通って、まずは多摩川河畔の高台にある武蔵阿蘇神社に向かった。阿蘇神社は推古天皇創建と伝えられ1400年の歴史を持ち(府中大国魂神社より歴史が古いと謂われる)、境内には東京都指定の天然記念物「椎の大木」が聳え、眼下に多摩川の景観が見渡せた。

武蔵阿蘇神社にて
武蔵阿蘇神社にて

次に、名刹一峰院を見学。山門の二階部分に梵鐘を吊るした鐘楼門となっている。松の大木との調和が見事であった。


参加者で集合写真
参加者で集合写真

芽が出たばかりのチューリップ公園を通って、羽村堰下公園に到着。ここで多摩川を眺めながら昼食。羽村の堰は桜の名所で、季節には大勢の人が集まるが、今の季節の方が静かで良いというメンバーも多かった。また、ここに堰を築き四谷大木戸までの上水堀を掘削した玉川兄弟像もある。玉川兄弟は江戸の水不足を救うため8ヶ月で玉川上水を完成させた。

玉川上水沿いの散策路
玉川上水沿いの散策路

多摩川の対岸に渡り羽村市郷土博物館見学。玉川兄弟の偉業を讃え、さらに、羽村市出身の中里介山(大菩薩峠作者)の記念品等を展示している。さらに、玉川上水沿いに、林の中の静かで、空気が気持ち良い散策路を歩き、最終目的地田村酒造所に向かった。田村酒造所は創業200年の歴史をもち、当地の名湧水を原料として銘酒を製造している。お酒の製造工程と合わせて、200年経ている家屋や庭の欅の大木を見学できた。お定まりの銘酒試飲の際に15代目の現当主田村さんが同窓のOBと判り、一緒に記念撮影を行った。


田村酒造所にて
田村酒造所にて

良機嫌で、程近い福生駅まで歩き、青梅線の立川駅で午後5時に解散。心地よい汗を流した約6時間半の行程でした。


参加者:計 14名(五十音順)
新井鐘二、加藤幸司、加藤俊一、近藤雄一、柴田弘道、菅野軍司、菅野夫人、
中田隆雄、中田夫人、久田 暁、本田 勝、松原照旨、森島 清、吉野征亜


 

 
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